主婦 借金事情

主婦をとりまく借金事情

困った主婦

昔の人は、お金が必要なとき質屋で借りていました。

自分のものを持っていくと、その価値に合った金額を貸してくれるのが質屋です。お金を返すとその品物は戻ってきますので、ものを担保にしていたということですね。たまに時代劇や落語にも登場しますし、数は少ないですが今も存在しています。

 

その後、時代は過ぎて、ものを担保にしていた形から、ひとを担保にする形へと変化していきます。
信用があれば無担保でお金を借りられるようになり、サラリーマンを対象とした「サラ金」が登場。
サラ金は、その名の通りサラリーマンを対象にしていましたが、主婦や学生へもサービスが広がったこと、また、サラ金という言葉のマイナスイメージが先行したために、消費者金融へと呼び名が変化していきました。
2000年代には銀行などの金融業者が参入して、カードローンなどが普及するようになりました。

 

こう見ていくと、質屋の時代から家計を預かる主婦がお金を用立てるために利用してきたのは変わっていないのですね。

 

主婦目線でいうと、この流れの中で大きな変化があります

それは、貸金業法の改正です。

 

貸金が身近になったことで利用者が増えたり、悪徳な業者が現れたりしたために、返済できないほどの借金を抱えてしまう問題が深刻化し、これをどうにかしようと2006年にそれまでの法律が改正され、2010年から実施されています。

 

改正内容の中には、貸金業者の規制や上限金利の引き下げなどもありますが、主婦にとっての大きな変化は、総量規制です

 

借りられる総額が年収の3分の1までの制限が設けられたのです。(銀行からの借り入れは対象外)
収入のない主婦はお金を借りられないということになりますが、例外として旦那さんの同意と夫婦であることの証明書類を提出すれば借りることができます。この例外を、配偶者貸付けといいます。

 

今まで自分の判断で希望する額を借りることができていましたが、それができなくなったわけです。

 

上限金利の引き下げや各社の競争が激化し金利が低くなったため、借りやすくはなりましたが、その分自己責任が求められるようにもなりました。
また、夫婦として借りることになるのですから、どの会社が自分に合っているのか、返済に無理のない範囲はどのくらいなのか、しっかり見極めたいものですね。